wataame_1985の日記

B'zファンです。歌詞考察がしたくて始めました

アルバム「FRIENDS」について

この考察の主軸である「FRIENDS」というアルバムについて。
ここを押さえておかなくては、話を進めることができませんので
まずは一緒におさらいをしておきましょう。

1つのストーリー性を持たせたコンセプトアルバムとして、1992年12月9日に発売されました
収録楽曲は以下

Prologue.「Friends」
  SCENE1.「いつかのメリークリスマス
  SCENE2.「僕の罪」
         2‐2.「Love is …」
  SCENE3.「恋じゃなくなる日」
  SCENE4.「SEASONS」
  SCENE5.「どうしても君を失いたくない」
            6.「いつかのメリークリスマス(Reprise)」
  

曲順に「#1」とかではなく、Prologue、sceneという表現が使われているのも特徴的です。
いろんな意味がある「scene」という単語ですが、ここでは「出来事・エピソード」という意味でつかわれていると思います

このアルバムには5つのエピソードが収録されている、ということですね。

4番目の「Love is ...」と6番目の「SEASONS」、8番目の「いつかのメリークリスマス(Reprise)」はインストゥルメンタルで、「Love is ...」は「恋じゃなくなる日」のアレンジとなっています

「Love is ...」は、「僕の罪」と「恋じゃなくなる日」の間に「2‐2」という表現で入っていので、この2曲はエピソードとしては別だけど、話としては続いていることを示唆しています


そして最後に「いつかのメリークリスマス(Reprise)」で締めくくりとなります

曲を「エピソード」として紹介しているこのアルバムということもあって、個人的にはこの(Reprise)はミュージカル的な側面があるのかな?と思っています。

Repriseは、ミュージカル界では「人物の心情の変化」や「作品テーマの印象付け」といった効果があるといわれています。

いつかのメリークリスマス」に出てくる男性の心情の変化なのか?
いつかのメリークリスマス」を印象付けるためのRepriseなのか?

次の記事から、5つのエピソードを1つづつ読み解いていきます!

2024.01.21

追記 諸般の事情によりNOTEより移行いたしました