わたあめの独りよがりな歌詞考察へようこそ。
では、今回はSCENE2.「僕の罪」の考察をしていきたいと思います
まずは歌詞のおさらいを。
僕の罪
やめた煙草に手を出すように
君に電話をかけている僕は
居心地のいい場所だけを さがして歩くやつなのか
こころの隙を縫いながら 言葉があふれてくる「会いたい」
I KNOW I KNOW わかってる
まだまだ時は十分に過ぎてない 僕だけのフライングだね
Don't you know? 知ってるはず
完全に僕の罪なんだ 罪が始まって繰り返す
髪型変えた君はあらわれ
ときどき見せる笑顔は変わってない
やりやいことをやるためだと それぞれの道を選んで
分れたことをもうすっかり 忘れてしまいそうな時が続くよ
I KNOW I KNOW わかってる
まだまだ時は十分に過ぎてない 僕だけのフライングだね
Don't you know? 知ってるはず
完全に僕の罪なんだ 罪が始まって繰り返す
しっかり君をつかまえろと 誰かが僕に囁くけど
何かが違うと感じるのは 僕がただ臆病なだけなのか
I KNOW I KNOW わかってる
まだまだ時は十分に過ぎてない 僕だけのフライングだね
Don't you know? 知ってるはず
完全に僕の罪なんだ 罪が始まって繰り返す
作詞 稲葉浩志
はっきりと歌詞の中に「別れたこと」と出てきますし
これはもう疑う余地なく、二人はお別れしてしまってますね。
やめた煙草に手を出すように っていう表現ですが、これは決心したことを守れなかった、意志が弱かった、みたいな意味合いだと思います。
「タバコはやめるって決めたけど、やっぱり吸っちゃった」ような感じで
「電話しないって決めたけど、やっぱりかけちゃった」
つい、弱い自分に負けちゃった、みたいな表現ですね。
別れてから時は十分に過ぎていないけど、つい電話をかけてしまったり、髪型を変えた「君」と会ったり。それは「僕だけのフライング」だと言っています。
「君」はまだ気持ちの整理もついていないような状況なんでしょうかね。
そんな印象を受ける表現です。
ただ、ここで表現されている「僕の罪」ってなんなのでしょうか。
そして何を繰り返すのでしょうか。
考察を始める前は、「罪が、始まって繰り返す」のかなと思ってましたが
考察をしていくうちに、どうやらこのフレーズは
「罪が始まって、(歴史か過ちが)繰り返す」のほうがしっくりくる気がしています
これは、後でしっかり説明するつもりですが
タイトルにもある「僕の罪」というのは、別れているのに、それでも君に電話をして会ってしまうこと、であり
繰り返すのは「夢のために別れるまでの、限定的なお付き合い(もしくはお付き合いに近い関係)」のことです
別れたことをもうすっかり忘れてしまいそうな時が続くよ
この部分に、付き合っていたころと変わらない2人の関係が描かれていますね
付き合っていて、やりたいことをやるために別れる
電話してしまうし、会ってしまう(僕の罪)
いつか別れるのが分かっているけどヨリを戻してしまう(繰り返す)
こんなイメージですね。
考察がしっかりできていない
しっかり君をつかまえろと 誰かが僕に囁くけど
何かが違うと感じるのは 僕がただ臆病なだけなのか
この部分については、考察を進めるうちに答えを見つけることができれば、と思っております
考察の種
「一度別れてヨリを戻す」
「夢のために別れるまでの、限定的なお付き合い」