さて、前回の考察はいかがでしたでしょうか?
「いつかのメリークリスマス」は複数年のクリスマスを歌っている
先にここをすっきりさせましょうか。
では、この「複数年のクリスマス」を歌っている、という根拠をサラッと説明しておきますね。
この「Friends」は1つのストーリーを描いている、というのは説明しました。
そして、そのストーリーは
scene1「いつかのメリークリスマス」ではじまって
scene5「どうしても君を失いたくない」までの5つの場面を歌った後
6という表記で「いつかのメリークリスマス(Reprise)」で締めくくられる。
極端にいうと「Friends」=「いつかのメリークリスマス」の構図になっています
流れで言うと
「いつかのメリークリスマス」※回想の始まり(現実)
scene2~scene5※回想(過去)
「いつかのメリークリスマス(Reprise)」※回想の終わり(現実に戻る)
そして、ポイントは 「SCENE4.SEASONS」 というインスト曲。
これは「複数の季節」を意味していて、そのあとに「scene5.」が入って
そのあとでいつかのメリークリスマス(Reprise)
回想中に複数の季節が挟まり、別のエピソードが語られ、回想の締めが入る。
これが「いつかのメリークリスマス複数年説」の根拠の1つです。残りはおいおい。